能勢町の「休日花屋」

「大阪府のてっぺん」こと能勢町で、土日限定で小さな花屋さんをやっています(お店はありません)。

生葉のクリスマスリースと諸々

能勢町の山や庭で拾ったり切ってきたものでクリスマスっぽいものを多数作り、道の駅「くりの郷」に持って行きました。花材を買わずに、能勢のものだけで作ることにこだわり(意固地になり)ました。手先が超不器用な私が超慣れないことをしたので、クオリティーは・・・、来年にご期待ください。リースは1個1200円。リースに使えそうなモミジバフウの実や、小さな松ぼっくりも袋詰めで150円です。拾う手間が省けます。便乗してドライフラワーも出しました。


リースの土台にはフジのツルを使いました。
クズやキウイのツルも使えるかなとは思ったのですが、少なくと秋にとる場合には折れやすく、円にするに至りませんでした。


葉っぱは、ヒノキの葉と、サツマスギをミックスさせています。気まぐれにユーカリも混ざっています。スギの方がボリュームを稼げるのですが、この時期、能勢のスギは寒さで抹茶色になって、あまり見栄えがよろしくないのです。ヒバはあまり手に入らなかったのですが、寒さとともに黄色くなるのが魅力的。来年はちょっと混ぜてみようかな。


そして赤い実ですが、紆余曲折あって、珊瑚樹にしました。最初はガマズミを大量に取っていたのですが、萎むと小指の爪以下に小さくなり、見栄えがしない。
一方、珊瑚樹は萎びても大きく、なおかつ光沢ででるのでいいな、と思いました。
不思議と実が小さくならないサンキライ(サルトリイバラ)が一番いいのですが、日当たりのよい、つまりはツルを這わせる木のてっぺんの方しか実つきが悪く、途中で木登りを挫折しました。ツル、痛いし。


綿はこんなこともあろうかと畑で栽培していたものです。ですが、収穫のタイミングが難しく(タネが弾けきってしまったり、雨に濡れて落ちたりする)、使えたのはほんの一部。幸い、タネはたくさん取れたので、来年は再挑戦します。