ジャガイモの実はなぜなるか
今年はジャガイモの実がよくなる。トマトと同じナス科なのだから実はなるのは考えてみれば当然なんだけど、花をとらず(花を咲かせるのにパワーを消費して、イモが太りにくいと、花をとる人もいる)にいても、あんまり実はならない気がする。新聞の投稿欄なんかにもジャガイモの実がなりました的なことが載っているので、たぶん、全国的にもやや珍しいことなのだろう。
いくつか思い当たる理由があるけど、これはまったくの想像。
1)冬に零下9度まで冷え込んだせいで種芋の調子が悪かったのか、今年のジャガイモはなんとなく調子が悪い。
2)今年は食べ残した色んな品種をテキトーに植えたので、異なる品種同士が受粉しやすかった。
1は、死にかけているので実を残そうと頑張っている説。ふつうはイモを増やして子孫を残そうとするけど、無性生殖なので遺伝子は同じ。それではこれからやっていけないと判断したジャガイモが有性生殖で進化しようとしている、という妄想。
2は、「ジャガイモは同じ品種同士は受粉しない」という仮説。ふつうはひとウネに1品種、もっといえば、1つの畑に一品種を植えることが多く、うちのようなテキトーな栽培方法はしないので。
もう一つ、皮の赤い、原種に近いような品種は実がつきやすいのかなーとも思ったり。
すべては想像です。
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