能勢町の「休日花屋」

「大阪府のてっぺん」こと能勢町で、土日限定で小さな花屋さんをやっています(お店はありません)。

コリウスの色

この夏、もっとも楽しかったコリウス栽培。なんといっても、ひとつの種袋からこれだけたくさんのバリエーションあるものが育つので、お得。幼苗の頃、最初の本葉をみて想像していたものと違うものもあったり、的中したものもあったり。間引いたアイツはどんな色合いになったのだろうか。とはいえ、短い付き合い。播種からここまでひと月もかからない。明日は50ポットくらい直売所に持っていこう。


[6月11日。本葉に小さなポッチがある程度だが、これが超サイケデリックになる]


カラーリーフって、一つだけ買う人は少ないだろうから、けっこうたくさんつくった。


問題もあって、一番下の左から二番目のように、葉に大きくエンジ色の中斑が入るものは、ところどころ緑色が残り、葉色が冴えないから売り物にならない。


コリウスの葉色をよくする方法を色々調べたが、どうも気温によるところが大きいようで解決するのは難しそう。色々やってみないとわからないけど、高温多湿の梅雨に播種するのは今度からやめよう。かといって、コリウスは発芽温度が高いから、早春まきするには気合いがいる。


今年の収穫は、本葉1枚目をみれば成長後の葉の感じがわかるようになったこと。来年からは、エンジ色のやつは間引けばいいし。


あんまり上手じゃないコリウスなので、お安くしておきます(資材代と、植え替え時のポカリ代くらいは回収したいけど)。


ちなみに、これは台湾旅行中の写真だけれども、こういう暖かい国ではコリウスは越冬するみたいで、低木のようになっていた。台湾の夜にとても似合っていた。





ところで、そろそろ紫色のキキョウが終わり、ピンクや白などの園芸品種が咲き始めたので、それは切り花として。こちらは安くしません(笑)


よろしくお願いします。