【こうぞプロジェクト1】姫コウゾ、新潟から来る
新卒で働いていた会社の元同僚に頼んで、姫こうぞの苗を引っこ抜いて送ってもらった。彼は新潟県柏崎市・越後門出和紙の●代目(忘れた)で、その会社を退職し、実家を継ぐべく頑張ってる。
この間、柏崎から中国地方に行く道すがらふらりと寄ってくれて、僕も知らない紙の原料となる植物の話を色々教えてくれた。面白いなー、と思いつつも、特に何かするわけでもなく数ヶ月が過ぎたけど、彼が「コウゾの花をみたことがない(紙の原料にするため、毎年、地際からバッサリ切るので)」と言い出し、なるほどな、と思い、観賞用として育てて返すことを思いついた。そして、小苗くらいに育てて、和紙で作った鉢で売ったらどうか、と。
この姫コウゾは「カジ系」と呼ばれているそうだ。カジ系でググると「ゆるカジ系」という言葉がヒットして、おしゃれな若者の写真ばかりが出てくるが、もともとコウゾとカジノキの交雑種と言われる姫コウゾの中でも、紙原料に適するように、樹勢が強いモノを選抜した品種なんだと勝手に想像する。
ということは、めちゃ暴れるんだろうし、観賞用にするには難しいのだろうけど、とにかくやってみる。彼も暇を見つけて、濡れても大丈夫な和紙鉢作りに挑戦してくれるという。
30過ぎたオッサンの挑戦、「こうぞプロジェクト」。よろしくお願いします。
払った枝は挿し木し、さばいた根は伏せ込んでおきました。さて、どうなることやら。
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